今まさに開催されているトロント国際映画祭、通称tiff (Toronto International Film Festival)。
日本でも芸能ニュースなどで取り上げられていたと思いますが、その映画祭に邦画「怒り」が出品され、ぬわんと渡辺謙と宮﨑あおいがプレミア上映会に監督と3人で出席!
と言うことで、行ってきました!!!
映画祭用の英語字幕付き予告。英語版タイトルは「Rage」。
いろんな人から聞く所によると、トロントって北米で最も映画撮影が盛んな都市みたい。とにかくフィルム業界がかなり発達してるのだとか。
そしてこのトロント国際映画祭は、そんな理由もあってか北米最大級のフェスティバル。各国からいろんな映画が出品され、大物スターが参加してる。今回はあのレオナルド・ディカプリオも。
カジノのバイトで一緒だったインド人の同僚が、なんでもこのフェスティバルでエンジニアかなにかの職にありついたらしく。
「すごいよ!デンゼル・ワシントンやアンジェリーナ・ジョリーとか大物スター達を、手の届くくらい間近で見たよ!」
と興奮して電話がかかって来た。
アンジェリーナ・ジョリーは今回来てないみたいだから、どうやらアン・ハサウェイと間違えてるらしい。
結構違うな。
とにかく!そんなプレミア上映会。
トロント時間の10日に渡辺謙と宮崎あおいがやって来るということで、これは観たいと。
チケット51ドルと言うことで非常に迷ったんだけど、友人情報によるとこの映画祭にはRush Ticketと言うものがあるそうで。
当日上映ギリギリ前に、キャンセルになった分のチケットを安く売るのだそう。確実に入れる保証はないけれど、大体は空きがでるみたいで。
それをダメもとで狙って劇場に2時間前に着いたら、既に出演者を待ち構えてたくさんの人達が。

おおおー、わくわくして来た!!
そうこうしてたら、なんと突如通りかかったどこかのおば様が
「チケット持ってないならあげるわよ〜、ほらどうぞ」
と理由も言わず、いきなり私と友人の分のチケットをおもむろに渡して去って行きました!!
一体なんだったんだろう。でもとにかくラッキー過ぎる!!
そしてその後、会場へ黒い車が現れてその中から俳優陣が!!
写真〜〜〜〜〜!!!

とりあえず何も見えませんでした。
気を取り直して見ず知らずの恩人に頂いたチケットを手に会場へ入ると、そこにはカメラマンに囲まれた渡辺謙と宮崎あおいが至近距離に!!
しかもなんと!!!
宮﨑あおいと握手しました!!!
にこって笑ってて。少しはにかんで!
細くて顔ちっちゃくて可憐で可愛すぎた。。。。
一緒に行った友人は、昔から宮崎あおいの超大ファンだったそうで。しばし興奮して呆然としていました。
自分はどちらかと言うと渡辺謙狙いだったんだけど、タイミングが合わず握手出来ませんでしたっ。
そして舞台挨拶。みんな英語で挨拶してました。渡辺謙はさすがに貫禄があって、冗談なんかも言ってた。
どんどん記事が長くなっちゃいそうだけど、映画の感想はとにかく濃かったです。
感情をかなり揺さぶられると言うか。
予告が血みどろで始まるのでどうかなと思っていたら、そういうグロさはほとんどなくて心理的なドラマだった。
東京、千葉、沖縄での3つのストーリーが同時進行していくので、かなり展開が多くてあっという間。
出演者達も本当にみんな素晴らしく。プレミアに出席した渡辺謙と宮崎あおいはもっちろんなんだけど、妻夫木聡と綾野剛のセクシーなゲイっぷり、松山ケンイチの怪しい暗さ、森山未來の奔放っぷり、広瀬すずの純粋さ、そしてめっちゃおいしいなと思ったのが、今回新人だと言う佐久本宝!彼の沖縄の訛り口調と天然な感じがものすっごくツボでした。みんなほんっと魅力的だったな。
そして音楽が坂本龍一というのがさらにすごい。音がものすごく効果的でした。
やっぱり映画は映画館だなと、その音を聴いて特にそう思った。
「怒り」と言うタイトルではあるんだけど、自分としては真の犯人が何に対して一番怒っていたのか正直よく伝わってこなかった。社会や、やり場のない感情に対してという答えが全うなのかもだけど。
登場人物達の怒りはストーリーのうちの一部で、その他にももっと複雑な感情やいろんな伝えたいメッセージがたくさん詰まっていて。ものすごく情報量が多い映画だなって感じる。
諦め、ずるさや弱さ、もやもや感、二面性、裏切り、汚さ、善と悪の入り乱れ感。そして愛情と信頼。
ストーリーが3つ展開していくだけに、それぞれの人達の思いがすごく入り交じってて。
すごく観て良かったと思うし、もう一度観たいなと思います。ラストにかけては強烈だったな。身体が硬直した。
上映終了後の挨拶では質疑応答も。結構日本人の人達がたくさん質問してました。自分も手を挙げたけど当てられなかった〜。
渡辺謙と宮﨑あおいは今回この映画をちゃんと観るのが2回目だったらしく、改めて観てかなり感情を揺さぶられたようなことを話してました。最初に感想を述べた渡辺謙は涙ぐんで言葉に詰まってて、それ見てさらにジーンとした。
それにしてもスクリーンとステージ、両方で俳優さん達を見れるというのは何とも言えない感動です。会場は拍手喝采。
やっぱり舞台挨拶ってリアルで見ると最高でした。比較的混雑していない会場で見られるのも、海外ならではだと。
会場となったElgin Theatreの中。舞台挨拶の写真は撮ったけど、色々あるかと思うので載せないでおきます!


ああ〜。。。
いい経験しました✨😍✨
やっぱり行きたいと感じたところにはあれこれ迷わず行ってみるものだと、改めて学んだ気がする。
しばらくは宮﨑あおいの手の感触を思い返しながら過ごします。


